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  • 2009.03.26 Thursday
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プロと女流棋士の違いを考察(2)

序盤の駒組みを見てみましょう。
甲斐VS坂口 戦がプロがもっとも差をつけてる可能性が高い局面と言えそうです。
矢内VS及川 戦は、ややプロの言い分が通っていそうな気配です。
石橋VS金井、清水VS稲葉 は、ほぼ互角の序盤戦と思われます。
石橋VS金井は定跡を離れた力戦ですが、誘導したのは石橋女流王位です。
以上のことから、
1.プロは「定跡や前例のある展開」を好む
2.プロは「玉の囲い」を優先させる傾向がある

というのが今回の4局を見て考えた「仮説」です。
もちろん、4局だけでは何ともいえません。アマや女流とプロが指している膨大な棋譜を見てみないと、何ともいえないところです。
しかし、もしこの仮説が正しいなら、
「定跡や前例を学んで、なるべくその経験を生かした序盤戦術を取る」
「玉の囲いをおろそかにせず、序盤は守りに多くの手を費やす」

ようにすると、プロの序盤戦術に近づいていくことになりはしないでしょうか?
皆さんはどうお感じになるでしょうか?


15手目で、既に過去の実戦例が1局のみという手将棋です。
駒組みがあまり関係ない展開?なので、ちょっと参考になりにくい形ですね。


後手及川プロが1手損角換わり。先手の48飛が25歩との関連性が薄い、と解説されていました。後手は8筋の歩を伸ばしていないので、桂馬を跳ぶ余地があります。


先手は清水女流2冠。相掛かり▲37銀戦法の定跡形のようです。先手の34歩も形で、解説も先手の評判がよいです。さすがに清水さんは女流のトップ。定跡の研究をしてこの局面に誘導したのでしょうか。


相振り飛車ですが、後手坂口プロの穴熊が固く、早くも差がついている、という評判の局面です。甲斐女流は、玉の守りの代わりに9筋の歩を2つ突いて端攻めの味を見せています。




プロと女流プロの違いを考察(1)


さる7月26日、王座戦で、女流棋士4名と男性プロ棋士4名の対局が行われました。
以下が結果です。男性プロ圧勝。

矢内理絵子女王・女流名人 vs 及川拓馬四段
126手で及川拓馬四段の勝ち

清水市代女流二冠 vs 稲葉 陽四段
96手で稲葉陽四段の勝ち

石橋幸緒女流王位(LPSA所属) vs 金井恒太四段
千日手指し直し(千日手局 [Flash版] [Java版]はこちら)
92手で金井恒太四段の勝ち

甲斐智美女流二段 vs 阪口 悟四段
108手で阪口悟四段の勝ち

この一斉対局は今年で3回目とのこと。かつての2回も男性プロの全勝。
男性プロには「負けられない」というプレッシャーがかかって力を発揮できないような気がするのですが、それだけ「プロ」が強いことを示した結果といえるでしょう。

女流棋士は、しかし、普通のアマチュアから見ると相当に強いはずです。しかし、プロに勝てない。プロと非プロの「違い」は何なのか?それを考察するには、この一斉対局はかっこうの題材と言えそうです。
プロ同士の対局だと双方がレベルが高いので、「違い」が見えない。
しかし、プロが非プロを倒す様子を観察すると、なぜプロが強いのかがわかる、と思ったのでした。これは我ながら鋭い着眼点だと思います。

上記4局を分析して、その結果をレポートしていきたいと思います。

1.駒組み
2.仕掛け
3.形勢に差がついたところ
4.終盤の正確さ

の4点について、特に調べてみます。

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